九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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受賞/優秀作品と研究紹介

このページでは、工業設計学科の学部生と工業設計学科卒業の大学院生の受賞作品や研究を中心に、
在学生の活躍を紹介しています。(学年他は、受賞時のものです)

    • 熱帯地出生者の皮膚温度感受性に関する研究
    • 熱帯地出生者の皮膚温度感受性に関する研究
    熱帯地出生者の皮膚温度感受性に関する研究
    虎本紗代(工業設計学科2011年卒業・大学院芸術工学専攻)
    皮膚温度感受性の出生地域による差異を明らかにするために、福岡在住の熱帯出生者と温帯出生者の皮膚温冷覚閾値を測定しました。熱帯出生者は温帯出生者と比較して、「熱さ」よりも「冷たさ」に対してより温度感受性が低いことが示されました。しかも、熱帯出生者の皮膚温度感受性と日本滞在期間との間には、少なくとも56カ月の間では関係は見られていません。研究内容は国際英文誌(J. Therm. Biol.)に掲載されました。
    ★日本生理人類学会 第64回大会(九州大学、2011年6月) 優秀発表賞
    • obilog
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    obilog
    森恭平(工業設計学科2009年入学)
    姉川伊織(工業設計学科2010年卒業・大学院デザインストラテジー専攻修了)
    竹内満衣子(工業設計学科2012年卒業・大学院デザインストラテジー専攻)
    書いたメモを帯にすることで、読書によって学んだ跡を本に残していくメモ帳です。本を読んでメモを取る。そのメモを帯として本と一緒に保存する…。新しい読書のカタチを提案しました。
    ★「コクヨデザインアワード2011」優秀賞受賞
    • 自然光の経時変化に対応した照明システム環境の評価
    • 自然光の経時変化に対応した照明システム環境の評価
    自然光の経時変化に対応した照明システム環境の評価
    田尻弘範(工業設計学科2012年卒業・キヤノン株式会社)
    生理人類学的背景より、ヒトの生体リズムという観点から、実オフィスの照明環境に応用した新たな照明システム評価について発表しました。写真は学会発表と実オフィスでの実験風景です。
    ★日本生理人類学会 第65回大会(関西大学、2011年11月) 優秀発表賞
    • 火山灰除去ロボット「リグモ」
    • 火山灰除去ロボット「リグモ」
    火山灰除去ロボット「リグモ」
    桑原岳洋(工業設計学科2008年入学)
    西村英伍(工業設計学科2010年卒業・大学院芸術工学専攻修了)
    荒井俊晴(大学院芸術工学専攻)
    鹿児島・宮崎などには多くの火山災害被災者がいます。特に住宅の屋根に堆積した火山灰が深刻な問題となっていることから、それを除去するためのロボットを提案しました。ドローン(子機)とベースユニット(親機)の2機構成とし、ドローンが、高所での危険な除去作業を人間に代わって行い、ベースユニットが、灰を固形化し運搬します。重量物を屋根上に持ち上げる必要のない効率的な運用を目指しました。
    ★機械学会主催「ロボメカデザインコンペ2011」入賞
    • 若年者における下肢筋面積と歩行動作との関係
    • 若年者における下肢筋面積と歩行動作との関係
    若年者における下肢筋面積と歩行動作との関係
    中島弘貴(工業設計学科2012年卒業・大学院芸術工学専攻)
    足腰の筋肉は健康の土台です。この研究は足腰の衰えを、歩くフォームから判別する手法を開発することを目指して始まりました。その結果、筋肉が細い人の歩行フォームには様々な特徴があることを発見し、開発の道をひらく貴重な研究になりました。将来は、監視カメラが筋肉の衰えている人に警告を出す時代が来るかもしれません。
    ★平成23年度日本生理人類学会 研究奨励発表会(九州地区) 発表奨励賞
    • kasane
    • kasane
    kasane
    千 泰山(工業設計学科2012年卒業・ユーザー感性学専攻)
    重ねて収納する本棚です。人は手に取ったモノを机の上に無意識に重ねていきますが、時間が経つとどこに何があるか分からなくなり、しまいには崩れ落ちてしまいます。一方、紙は重ねることで形を保ちます。増えた分が高さに変わるため、デスクスペースも取りません。そこで気ままに重ね、出し入れも自由な本棚を提案しました。
    ★SANMATSU アイデアコンペティション(2011年)奨励賞受賞
    • 014
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    014
    藤山遼太郎(工業設計学科2011年卒業・大学院芸術工学専攻)
    1枚の金属板の角を丸め、1回切り抜き、4回曲げることで完成する椅子です。金属板の4カ所をR30の100度で曲げて、脚・座面・背もたれの機能を持たせました。安定感とくつろぎの印象を与えるカタチ、スタッキングできるカタチ、モノを掛けられるカタチという設計要件を実現しました。
    ★SANMATSU アイデアコンペティション(2011年)優秀賞受賞
    • 子供に着目した擬人化エージェントのデザイン
    • 子供に着目した擬人化エージェントのデザイン
    子供に着目した
    擬人化エージェントのデザイン
    西村英伍(工業設計学科2010年卒業・大学院芸術工学専攻修了)
    人間工学・環境生理学・コミュニケーションデザイン・プロダクトデザインなど幅広い視点から、人とロボットの最適な関係を探ることを目的とした総合的なモノづくりの研究です。工業設計学科卒業・現大学院DS専攻の上田悠介さんと現大学院統合新領域学府の末吉可奈さんの共同の研究成果で、3人が採択された「九州大学チャレンジ&クリエイション2010」の「子どもとミラーニューロンに着目した次世代ロボットのデザイン」が基盤となっています。
    ★第6回日本感性工学会春季大会(2011年)優秀発表賞受賞
    • 起伏のある土地で10Lの水を運搬する道具 ― 命の基本単位  Tank 1
    • 起伏のある土地で10Lの水を運搬する道具 ― 命の基本単位  Tank 2
    起伏のある土地で10Lの水を運搬する道具
    ― 命の基本単位 Tank
    藤山 遼太郎(2010年度卒業研究)
    「DESIGN FOR THE OTHER 90%」の考え方に共感し、「水を運ぶ」をテーマとした研究です。 文化と人間工学の調査から、前頭部支持運搬を採用し、起伏のある土地で、命の基本単位である10ℓの水を運搬するタンクを提案しました。
    ★日本デザイン学会第五支部「九州デザイン六大学展」優秀賞受賞
    ★南京国際デザインコンペティション2011 入圍奬受賞
    ★ケルン国際デザイン賞 2011 優秀賞受賞
    • [ori] Life Wear for EmergencyI 1
    • [ori] Life Wear for Emergency 2
    • [ori] Life Wear for Emergency 3
    • [ori] Life Wear for Emergency 4
    [ori] Life Wear for Emergency
    福丸 諒(2008年度卒業研究)
    大規模災害では、多くの方々が亡くなることを忘れてはなりません。日本では「死」をタブー視することが多く、人々は「死」から目を背けてきました。災害時における「死」という過酷な現実に向き合い、死者を葬る遺体袋を提案しました。衛生管理だけでなく、故人への尊厳ある行為としての遺体処理を実現します。
    ★「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2009」大賞受賞
    • 閉鎖性水域における汚染を解決する水中移動型エージェントのデザイン提案 1
    • 閉鎖性水域における汚染を解決する水中移動型エージェントのデザイン提案 2
    閉鎖性水域における汚染を解決する
    水中移動型エージェントのデザイン提案
    平林 宗次郎(2010年度卒業研究)
    閉鎖性水域における汚染を解決する水中移動型エージェントのデザイン提案です。複数の専門家に、工学とデザイン両視点からのアドバイスをいただき、それらを参考に新規性あるデザインを目指しました。
    ★日本デザイン学会第五支部「九州デザイン六大学展」優秀賞受賞
    ★日本機械学会九州地区競技会「ロボメカデザインコンペ2010」優秀賞受賞
    ★南京国際デザインコンペティション2011 入圍奬受賞
    • 災害避難所における被災者の健康維持に関するデザイン提案 1
    • 災害避難所における被災者の健康維持に関するデザイン提案 2
    • 災害避難所における被災者の健康維持に関するデザイン提案 1
    • 災害避難所における被災者の健康維持に関するデザイン提案 2
    災害避難所における被災者の健康維持に
    関するデザイン提案
    松隈祐紀(2010年度卒業研究)
    衛生的な状態を保つことが難しい災害避難所では、感染症の流行など様々な健康問題が起こります。この問題に対して、「被災者が自らの健康を意識する」ことにより疾病を予防することができると考え、健康状態を簡単にチェックできるハブラシ型の健康検査キットを提案しました。日常の行為を通して被災者の健康を守ります。
    • RESIDENCE OHORI 1
    • RESIDENCE OHORI 2
    • RESIDENCE OHORI 1
    • RESIDENCE OHORI 2
    一凛〜Ichirin〜
    高田幸子/森友佑/永留芙美/曽我亘
    (東京デザイナーズウィーク2009出展作品)
    表面張力のみで水に浮き、漂う一輪挿しです。アメンボが水面を漂う様を観察することから生まれました。水面が花の茎へ吸い付くような形状をした本プロダクトは、水面との表面積をとりながら、花を垂直に支える、必然的な機能から導かれた構造を成しています。
    ★東京デザイナーズウィーク2009 学生PREMIO賞受賞。
    • 動画による快・不快情動誘発時の生理反応
    • 動画による快・不快情動誘発時の生理反応
    動画による快・不快情動誘発時の生理反応
    神谷 倫子(2009年度卒業研究)
    人の情動を様々な生理反応から客観的に評価できれば、身体により良い効果を与えるプロダクトのデザインに応用できると考えました。本研究をとおして、快・不快情動が生じる際の脳活動、心拍数、血圧、顔面筋電図などから特徴的な生理反応を見出せました。
    • 車いすの重量の違いが車いす走行に及ぼす影響
    • 車いすの重量の違いが車いす走行に及ぼす影響
    車いすの重量の違いが車いす走行に
    及ぼす影響
    内藤 慎也(2007年度卒業研究)
    福祉人間工学の分野の研究です。被験者に重量の異なる車いすを使用してもらい、乗り心地等の主観価・筋電図・3次元動作解析を行い、重量の違いが車いす駆動時に心身にどのような影響を与えるかを検討しました。
    • 実車実験による冬季の車室内の温熱快適性評価 -シートヒーターの人体への影響-
    • 実車実験による冬季の車室内の温熱快適性評価 -シートヒーターの人体への影響-
    実車実験による冬季の車室内の温熱快適性
    評価 -シートヒーターの人体への影響-
    中 泰仁(2007年度卒業研究)
    シートヒーターを使用することによる、体温・全身快適感などに及ぼす影響を調べ、冬季の車室内において、最も安全で快適なシートヒーターの温度や暖める身体部位を明らかにできました。