九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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受賞/優秀作品と研究紹介

このページでは、工業設計学科の学部生と工業設計学科卒業の大学院生の受賞作品や研究を中心に、
在学生の活躍を紹介しています。(学年他は、受賞時のものです)

    • See Through Kabuto
    • See Through Kabuto
    See Through Kabuto "TURU-KAME"
    河田 尚子(2012年度入学)
    「もしも戦国の世に3Dプリンターがあったら?(伝統的な兜デザイン×3Dプリンティング)」をテーマにした兜。伝統的な兜の形である前立て、鉢、吹き返しなどを踏襲しつつも、全体をシースルー化することによって、3Dプリントならではのデザインの兜を目指しました。額に輝く鶴と亀、そして全体にあしらわれた唐草模様には、末永く国が繁栄しますように、という願いが込められています。
    作品ページ
    結果発表ページ
    ★3Dモデラボ コンテスト ~2015春~
    「兜デザインコンテスト」「i.materialise賞」最優秀賞
    • シメルメット
    • シメルメット
    シメルメット
    宮田 庸佑(2012年度入学)
    3Dモデラボ開催のコンテストにおいて、「2015年から100年後の未来までの世界で、人の頭部を守る機能を実現する兜(ヘルメット)」をテーマに、自転車のヘルメットをデザインしました。「自転車をlockする(閉める)機能をもった兜(ヘルメット)」をコンセプトとし、頭部を守るヘルメット本来の機能だけでなく、降車後にヘルメットの後部を開くことで自転車のシートチューブとタイヤを挟み込んでロックする機能も持つデザインにしました。また、形状は兜らしさを持ちながらも、流れるような曲線を用いてモデリングすることで現代にも受け入れられるデザインを目指しました。
    結果発表ページ
    ★3Dモデラボ コンテスト ~2015春~
    「兜デザインコンテスト」「モデラボ賞」
    • 傘キャップ
    • 傘キャップ
    傘キャップ
    水野 諒大(2012年度入学)
    傘についた雨水を受け止め、傘を自立させることができるキャップです。
    このキャップを付けると、あらゆる場面で傘を使いやすくしてくれます。例えば傘を閉じてお店に入る時、すぐに捨ててしまうビニールの傘袋を手を濡らしながら取り付けなくて良いのです。また、レジでの精算時、傘を立たせて両手で小銭を数えることができます。そして家に帰った時、雨水で玄関を濡らすことなく傘を自立させて保管することができます。
    この「傘キャップ」で、雨の日の小さな不満を解消できると考えています。
    ★Loft & Fab Award 2015 入賞
    • BICHIKU Faucet
    • BICHIKU Faucet
    BICHIKU Faucet
    瀧口 真一(2012年度卒業)
    これは「水備蓄の買い置きの手間」という課題を「水道管に残った水を備蓄として活用する」ことで解決する蛇口です。
    震災時、上水道は破損による漏水を防ぐため送水が停止されます。そのため備蓄が奨励されていますが、買い置きの手間が課題となり未だ普及率が低いのが現状です。本提案では「送水停止後も水道管内に新鮮な水が残っている」という上水道の特徴から、これを井戸ポンプの要領で取り出すことで買い置きそのものをなくし、「買い置きの手間」という課題を解決します。
    紹介動画
    ★JAMES DYSON AWARD 国内審査3位
    • 古楽器プロジェクト
    古楽器プロジェクト「目覚めた楽器たちは、いつしか僕らを引き寄せていた。」
    中澤 豪助(2013年度卒業)
    中西 大(2013年度卒業)
    丸形 佳之(2013年度卒業)
    佐藤 友理(2012年度卒業)
    九州大学芸術工学部の前身、九州芸術工科大学時代に、リコーダーやクルムホルンなど、30点近い古楽器のセットが本学に導入されました。音響実験や楽器展示が目的だったようで、演奏された記録はなく、長らくキャンパスの一室に保管されていました。数十年の歳月を経た2014年、この一群の珍しい古楽器を演奏することで蘇らせ、さらに楽器の周りに人が集まる磁場をつくろうというコミュニケーションデザインのアイデアが生まれました。グラフィックや展示デザインをとおして、新たな切り口で古楽器を紹介することで、学内外から人が集まりプロジェクトは予想外の広がりを見せています。
    プロジェクト動画
    ★「九州沖縄地区 学生デザイン展」優秀賞
    • 高齢期に加齢変化する歩行指標の探索
    • 高齢期に加齢変化する歩行指標の探索
    • 高齢期に加齢変化する歩行指標の探索
    • 高齢期に加齢変化する歩行指標の探索
    高齢期に加齢変化する歩行指標の探索
    中島 弘貴(2011年度卒業)
    超高齢社会を迎えた日本は要介護者の増加に悩まされています。この問題に対し、歩行の老化は転倒や身体機能の弱化を招きやすく介護のリスクを高めることで知られています。本研究ではお年寄りの歩行動作を分析し、脚や体幹の動きなど歩行中に行われる身体動作の中から、老化しやすい動作があるかを探索しました。その結果、比較的に健康的なお年寄りにおいても、膝や足など関節の動かすタイミングが年齢に伴って変化するということが明らかになりました。
    ★日本人間工学会第56回大会:
    優秀研究奨励賞
    • The relationships between walking motion and the muscles cross-sectional area in the lower limbs in the elderly
    • The relationships between walking motion and the muscles cross-sectional area in the lower limbs in the elderly
    • The relationships between walking motion and the muscles cross-sectional area in the lower limbs in the elderly
    • The relationships between walking motion and the muscles cross-sectional area in the lower limbs in the elderly
    The relationships between walking motion and the muscles cross-sectional area in the lower limbs in the elderly
    中島 弘貴(2011年度卒業)
    脚の筋肉の老化は、歩行の老化を引き起こす原因の一つだといわれています。本研究では、近年発達した超音波による筋肉量の計測技術を応用し、お年寄りの太もも、ふくらはぎの筋肉量と歩行動作とにどういう関係性があるのかを分析しました。その結果、ふくらはぎの筋肉が特に歩行動作との関係性が強く、高齢男性ではふくらはぎの前側、高齢女性ではふくらはぎの後側の筋肉量が多いほど、若者に近い歩行をしていることがわかりました。
    ★the 12th International Congress of Physiological Anthropology(ICPA2015):
    Best Student Poster Award in Physiological Anthropology
    • 軟膏を背中に塗る道具の形状ついて検討
    • 軟膏を背中に塗る道具の形状ついて検討
    軟膏を背中に塗る道具の形状ついて検討
    中尾 瑞歩(2012年度入学)
    医薬品には様々な形態のものが存在し、その中でも代表的な外用薬として軟膏が広く用いられています。しかし、肩関節可動域の減少といった身体運動機能低下により、軟膏を自分で背部に塗ることができないという問題が生じることが多いです。この問題の解決策に軟膏を背中に塗る道具があります。本研究では、軟膏を背中に塗るという動作において、肩関節可動域と道具の曲げ角度(ヘッド部と持ち手とがなす角度)に着目し、背中に手が届かない人でも身体への負担が少なく個人で適切な処置が行える道具の検討を行いました。
    ★人類働態学会西日本地方会第40回大会 最優秀発表賞
    • 午前中の異なる曝露量の光が夜間照明によるメラトニン分泌抑制へ与える影響
    午前中の異なる曝露量の光が夜間照明によるメラトニン分泌抑制へ与える影響
    日高 勇樹(2012年度入学)
    ヒトは夜間に光を曝露されるとメラトニン分泌が抑制されます。この分泌抑制は日中の光曝露で軽減されることが報告されており、本研究では午前中の異なる光曝露量の作用差について検討しました。実験では、午前中に異なる照度の5条件の光を、夜間に300luxの光を被験者に曝露し、夜間光曝露前後の唾液中メラトニン濃度の変化を見ました。その結果、夜間300luxの光曝露のメラトニン分泌抑制を軽減するには900lx以上の照度の午前中の光曝露量が必要であると示唆されました。
    ★働態学会西日本地方会 優秀発表賞
    • MOON
    • MOON
    • MOON
    MOON
    福井 勝一(2015年度卒業)
    高齢者介護に向けた移乗支援器具の提案
    介護は体力的にも技術的にも大きな負担を強いる動作であり、日本の超高齢社会において、介護問題は今後一層深刻度を増すと考えられています。その解決策の一つとして、「自宅に住む高齢者同士が、お互いをケアすることをより楽にする」ということが考えられます。本研究では要介護レベル1〜2の高齢者同士の介護を対象に、交互動作のなかでも特に負担の大きい「起き上がり」と「移乗」を楽にする、新たな補助具のデザインを創出しました。
    MCJDA 2015受賞作品紹介ページ
    ★MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD
    審査員特別賞榮久庵憲司賞
    選評
    いたって簡単な機構で高い機能性を保有している点が素晴らしく、なおかつ見た目にも美しいデザインです。あれこれ複雑にするのではなく、素直にデザインすることは極めて重要なことです。高齢者にも気軽に利用できるところが優れており、超高齢化が進む日本の社会において、時代性を捉えたよい提案です。榮久庵氏から応募者へ送られたメッセージにある、「ピカッと輝くようなものを持っている」作品として、審査員一同で選定しました。
    • 松葉杖のグリップ径が杖使用時における手部の負担に及ぼす影響
    松葉杖のグリップ径が杖使用時における手部の負担に及ぼす影響
    横田 知明(2013年度卒業)
    ★日本人間工学会研究奨励賞
    • 家畜伝染病防疫時における情報問題を解決するためのデザイン研究
    家畜伝染病防疫時における情報問題を解決するためのデザイン研究
    金澤 尚樹(2015年度卒業)
    ★デザイン学会第五支部 第7回 九州・沖縄地区 学生デザイン展 優秀賞
    • 砂糖を用いた燃料電池とその充填装置の提案
    砂糖を用いた燃料電池とその充填装置の提案
    片山 宗一郎(2014年度卒業)
    ★ジェームズ ダイソン アワード ドイツ国内最優秀賞
    • 増殖運動会
    増殖運動会
    工業設計学科の学生
    芸術工学部HP
    ★TOKYO DESIGN WEEK 2015 学校賞・学生賞
    • 冬期遠隔養蜂支援ロボット”AMBEER”
    冬期遠隔養蜂支援ロボット”AMBEER”
    辻本 寛治(2012年度入学)
    金澤 尚樹(2015年度卒業)
    三舛 悦人(2015年度卒業)
    王 炎(CCDコース研究生)
    呼延 鵬(CCDコース研究生)
    ★ロボメカデザインコンペ 優秀賞
    • アイスリットテープディスペンサー
    アイスリットテープディスペンサー
    小原 和晃(2012年度卒業)
    ★2015福岡デザインアワード 大賞
    • 途上国における農業の干ばつ問題を救うモバイル・ポンプカーをデザインする
    • 途上国における農業の干ばつ問題を救うモバイル・ポンプカーをデザインする
    途上国における農業の干ばつ問題を救うモバイル・ポンプカーをデザインする
    永嶋 拓仁(2014年度入学)
    ★U-40 グローバルソーシャルデザインコンペティション 奨励賞