受賞/優秀作品と研究紹介
このページでは、工業設計学科の学部生と工業設計学科卒業の大学院生の受賞作品や研究を中心に、
在学生の活躍を紹介しています。(学年他は、受賞時のものです)
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- 休耕及び耕作放棄された水田の維持管理のためのデザイン研究
- 森 恭平(工業設計学科2012年度卒業)
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現在、休耕や耕作放棄によって日本の水田が荒廃しています。放置された水田には雑草が繁茂し、病気が発生したり、害虫のすみかとなるなどして近隣農家を苦しめています。また、水田は米の生産だけではなく水源の涵養や良好な景観の形成、多様な生態系の構築など多くの役割を担っています。本研究では、そうした水田の機能を保持したまま維持管理していくためのしくみを提案するために、必要となる三つのプロダクトである、畦板と水門、フェロモントラップを設計しました。
★第5回 九州・沖縄地区 学生デザイン展 優秀賞
★MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD2013三菱化学賞受賞
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- 唐津ぐるぐるマップ
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安田由佳子(工業設計学科2011年度卒業・DS専攻2013年度卒業)
塚崎里沙(工業設計学科2011年度卒業・DS専攻2013年度卒業)
他2名 -
佐賀県唐津市の「地理」「歴史」「物語」を1枚のマップにしました。どのような場所と時代から唐津の物語が誕生したのか学ぶことができます。有名な観光地や食べ物だけでなく、あらゆる地域資源をマップに掲載することで、地域資源同士の関係性や時代背景、誕生の由来など唐津へのより深い理解を促します。また、観光客だけに限らず市民やまちづくりに関わる方にマップを利用してもらうことで、地域内外からの活性化を図ります。
★日本デザイン学会・学生プロポジション・Attractive Award
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- 「きぼう」衛生管理ロボットCLEMO
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藤山 遼太郎(工業設計学科2010年度卒業・現大学院生)
森冨 秀宜(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
古屋 伸男(工業設計学科2010年入学)
他1名 -
宇宙ステーション「きぼう」における宇宙飛行士の生活・活動支援「宇宙生活」がテーマで、ロボット「KIROBO」をより良く活かしながら、コンセプトの更なる拡張、宇宙生活での清潔やキレイという新たなコンセプト共に家電とロボット双方の価値を生み出したコンセプトと造形です。微小重力であるからこそのスピード感や重量感をスタイリングに取り入れていました。
★日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門九州競技会「フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2013」優秀賞
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- ESORA(エソラ)
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迫 健太郎(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
今城 菜穂(工業設計学科2011年入学)
溝部 洋平(工業設計学科2011年入学)
藤中 康平(工業設計学科2011年入学) -
空の飛行機雲や、毎日遊んでいる公園の風景、友達の顔など、子供たちが見るものすべてをお絵描きの素材に変えるホワイトボードをつくりました。透明な部分を目の前にかざすことで、白いノートや紙を超えた、想像をかきたてるキャンバスを提供します。学びのきっかけを与え続けるCampusの商品として、ESORAが子供たちの記憶に残るプロダクトになれば幸いです。
★第5回 九州・沖縄地区 学生デザイン展 優秀賞受賞
★コクヨデザインアワード2012 優秀賞 受賞作品
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- 「いい野菜は、八百屋が知っている。」
- 丸形 佳之(工業設計学科2010年入学)
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このキャッチコピーは西日本新聞における電子新聞における価値を表現したものです。電子新聞の最大の価値は情報の鮮度と正確さであると考え、その価値を消費者に提供していく関係性が、八百屋が新鮮で質のいい野菜を仕入れ、販売してゆくという構図と同じであると考え、表現したキャッチコピーです。
★qBiz キャッチコピーコンテスト グランプリ
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- 「想いを包む風呂敷 ふろしきし」
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中塩屋祥平(工業設計学科2011年入学)
今城菜穂(工業設計学科2011年入学) -
大切なものを包むふろしき。「包む」ことは、礼儀や思いやりを重んじる日本の文化です。大切なあの人へ想いを包みたい。ものだけではなく、想いを包むことのできる風呂敷を創りました。だるまはものごとの成功を願って左目を入れ、願いが成就したときに右目を入れます。もしも仲間の書いたメッセージを持ち歩けたら、それはふとした瞬間に目に映り、左目に願いを込めて紡がれた言葉がそっと背中を押してくれるかもしれません。
★第11回ふろしきデザインコンペ優秀賞
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- 閉鎖環境が主観評価とP300に与える影響
- 関谷 崇寛(工業設計学科2010年入学)
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本研究では、現代のカプセルホテルなどを代表とするような閉所環境が心理生理値にどのような影響を与えているのかを明らかにすることを目的としました。近年では、空間の影響についての研究も盛んになってきていますが閉所環境についてはあまり着目されておらず、目立った結果は得られていませんでした。しかし、本研究では閉所環境が脳波に影響を与えることが示唆されました。この研究を基礎研究とし、実生活における空間評価などに応用していければ良いと考えています。
★日本生理人類学会第69回大会優秀発表賞
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- ニコイチカメラ -ギャルから生まれた自撮りアプリ-
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北 恭子(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
他3名 -
自撮りは親密な中でこそ出来る、コミュニケーションである。自撮りをしながら「今私たち一緒に居て楽しいよね」と親密さを確認し合っているようなもの。「カメラアプリは加工機能ばかり、もっと違う需要があるのでは?」と思い、「暗くてもフラッシュ自撮り、即共有、フォルダ分け」ができるカメラアプリを製作。インタビューや行動観察から、一年間に4500枚もの写真を撮るギャル達のために「無駄な写真を残さない」機能を考えた。
★情報処理学会CDS・MBL研究会 学生スマートフォンアプリコンテスト最優秀アプリケーション賞
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- nemutime -毎朝あと5分寝ていたいと思う人のための時計-
- 北 恭子(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
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「あと5分寝ていたい」、誰もが一度は思ったことのある甘え心を形にしました。その「あと5分」を測るために、「5分と35分を強調する文字盤」になっています。0/5/30/35分意外は平坦で、「針の影」が美しく見えるようにデザインしました。
★日本感性工学会 かわいい感性デザイン賞 福岡地区賞
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- 「おくのほそ道」
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大石 夏子(工業設計学科2010年入学)
古屋 伸男(工業設計学科2010年入学)
山下 大智(工業設計学科2010年入学)
藤山 遼太郎(工業設計学科2010年度卒業・現大学院生)
井手 里美(工業設計学科2011年度卒業・現大学院生)
東青野(工業設計学科2011年度卒業・現大学院生)
小原 和晃(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
林 裕四郎(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
森冨 秀宜(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
他3名 -
情報の入出力という観点から、印象を線のみによる構成で、おくのほそ道の松尾芭蕉の51句を
一つづつ変換し表現しました。
★2013アジアデジタルアート大賞静止画部門 入賞
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- 「介護浴槽」ダイワ化成株式会社との共同研究
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藤山 遼太郎(工業設計学科2010年度卒業・現大学院生)
林 裕四郎(工業設計学科2012年度卒業・現大学院生)
他2名 -
既存浴槽を介護用に改良するという考え方ではなく,介護浴槽を新たにつくるという考え方に基づき,開発協力している製品の一部です。藤山さん,林さんは行為分析や概念展開・造形展開などを担いました。
★2013福岡デザインアワード入賞
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- 未来のきっかけ Let's
- 九州大学芸術工学部TDW2013製作チーム
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何かを楽しみにしている瞬間に、未来を感じませんか?私たちは、そんな一瞬をTokyo Designers Week2013のテーマである「Hello Future」であると捉え、未来のきっかけを引き出す"Let's(〜しよう)"をデザインし、8つの作品と展示会場、パンフレットと映像を制作しました。
★2013東京デザイナーズウィークASIA AWARD全体賞/企業賞及び入選受賞
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- Near Mail
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丸形 佳之(工業設計学科2010年入学)
中西 大(工業設計学科2010年入学)
堀 夏子(工業設計学科2010年入学)
永田 和寛(工業設計学科2011年入学)
西村 愛望(工業設計学科2012年入学)
鶴岡 誠司(工業設計学科2012年入学) -
『身近な人へのありがとうやごめんなさい。面と向かっていえないことを、たまには伝えてみませんか。どうぞ、出かける前にそっと読んでください。そっとね。』靴の中に入れる便箋をデザインし、恥ずかしくて伝えにくいことを伝られる、そんな作品です。
説明動画
★2013東京デザイナーズウィークASIA AWARD作品賞入賞
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- ママメモラップ
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中澤 豪助(工業設計学科2010年入学)
跡部 隼也(工業設計学科2010年入学)
榊原 佑太郎(工業設計学科2010年入学)
笠 滉宏(工業設計学科2011年入学)
施 蘢軒(工業設計学科2011年入学)
西村 佳菜(工業設計学科2012年入学)
加峯 まりえ(工業設計学科2012年入学) -
『午後七時、塾に行く前の一人の夜ごはん。家族で食卓を囲む事が少なくなった。「チンして食べてね。勉強がんばれ!」その言葉が温かい。』ラップに文字を書くことが出来る余白をつくり、食卓にコミュニケーションを生み出す作品です。
説明動画
★2013東京デザイナーズウィークASIA AWARD作品賞入賞
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- かおにっき
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小久保 駿也(工業設計学科2010年入学)
中平 勁士郎(工業設計学科2010年入学)
藤中 康平(工業設計学科2011年入学)
山下 創平(工業設計学科2011年入学)
陣内 隆亘(工業設計学科2012年入学)
望月 鞠花(工業設計学科2012年入学) -
『あなたの今日はどんな顔そんな毎日を、表情で日記にしてみませんか。パラパラめくればめくりめく変わる顔の出来上がり。明日も笑顔になれるかな。』日記に表情だけを描くことで、一ヶ月を通して表情の変化が分かる日記をデザインしました。
説明動画
★2013東京デザイナーズウィークASIA AWARD作品賞入選
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- ピカピカブー
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片山 宗一郎(工業設計学科2010年入学)
山下 大智(工業設計学科2010年入学)
欅田 正樹(工業設計学科2010年入学)
三舛 悦人(工業設計学科2011年入学)
福井 勝一(工業設計学科2011年入学)
齋藤 美穂(工業設計学科2012年入学)
具志堅 りっか(工業設計学科2012年入学) -
『白くまさんと、床をフキフキ。隅から隅まで、床がピカピカ。汚れが落ちると、きっと楽しい。ほら!いないいなーい、ばあ!』汚れが模様になって、いろいろな動物に変化するぞうきんを制作しました。
説明動画
★2013東京デザイナーズウィークASIA AWARD作品賞入選
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- 集団凝集性の違いが共感に関連する脳活動に及ぼす影響
- 富原 浩貴(工業設計学科 2008年入学)
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「人は社会的動物である」ということを科学的に証明したいと思いまして、ヒトの行動を観察する際の脳活動を調べました。特に集団の行動を観察する際の脳活動を調べておりました。他人の行動を観察しているだけでも特異的な脳活動を生じてますが、その活動は集団の行動を観察する際にはより大きいことが分かりました。はやり「ヒトは社会的動物である」と思いました。
★日本生理人類学会第69回大会 優秀発表賞
★2013年度日本生理人類学会研究奨励発表会(関東地区) 優秀発表賞