九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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受賞/優秀作品と研究紹介

このページでは、工業設計学科の学部生と工業設計学科卒業の大学院生の受賞作品や研究を中心に、
在学生の活躍を紹介しています。(学年他は、受賞時のものです)

    • CYCON 歩行者に自転車の気配を示唆するデザインの提案
    CYCON 歩行者に自転車の気配を示唆するデザインの提案
    中澤 豪助(2013年度卒業)
    人々が街を安全に通行するには、五感を使って様々な情報を集め、周囲の状況を把握することが重要です。本提案は、ハンドルの動きやフレームの傾きなどをもとに、自転車の進む方向をLEDの光によって示唆し、同時に音を発することで自転車の存在を周知します。通行者が察知する情報の1つとして、自転車の動き・気配を表示することで、通行者が自転車の存在に気づくヒントとなり、より安全な通行ができると考えました。
    説明動画
    第6回九州・沖縄地区 学生デザイン展 優秀賞
    • iceland mitten 1
    • iceland mitten 2
    • iceland mitten 3
    • iceland mitten 4
    iceland mitten
    藤山 遼太郎(2011年度卒業)
    杉田 修平(2012年度卒業)
    アイスランドの漁師が使うミトンを、現代の私たちの生活で使えるようにリデザインしました。表情を持ったミトンが冬の生活を暖かくしてくれます。「ひっくりかえす」というアイデアが愛着のあるカタチと、楽しい時間を作ります。アイスランドの漁師たちが使うミトンには、寒い冬の漁で活躍する知恵があります。オールを使って船をこぐと、ミトンがやぶれたり、水にぬれたりします。そんなときに、新しいミトンを使うのではなく、着用したまま、ひっくりかえしてすぐに使うことができます。厚手のウールは、濡れても暖かく、縮むと自立するほどしっかりした素材です。子供サイズや、色の組合せにより、多くの人達にこの知恵を役立ててもらうことを期待しています。
    MUJI AWARD 04公式サイト
    ★International design competition「MUJI AWARD 04 in China 」 Bronze Prize
    主催:無印良品(上海)商業有限公司
    • iPhone case —3次元和柄—
    iPhone case —3次元和柄—
    三舛 悦人(2014年度卒業・現大学院生)
    和柄の文様を従来のような2次元ではなく、奥行きを持たせて3次元で表現した和柄iPhoneケースです。このケースは、取り外し可能な3層のパーツから構成されており、真ん中の文様は好みに応じて、さまざまな割付文様(単位文様を規則的に散らしたものの総称)のものに取り換えることができます。一番外の波文様の間から垣間見える割付文様(今作品は七宝文様)は、3次元的に表現されたことで、見る角度によってその様子が変化します。日本の伝統文化に、ずっと飽きずに、身近に触れ合うことができるiPhoneケースをデザインしました。
    ★第1回3Dモデリングコンテスト スマートデバイスケース部門 グランプリ
    • かなころ
    かなころ
    溝部 洋平(工業設計学科2014年度卒業・現大学院生)
    亀岡 瑠璃(工業設計学科2011年度入学)
    須藤 史貴(画像設計学科2012年度入学)
    宮垣 貴宏(画像設計学科2012年度入学)
    波多野 有里(画像設計学科2012年度入学)
    長濱 志穂(画像設計学科2012年度入学)
    児島 彩奈絵(画像設計学科2012年度入学)
    『かなころ』は3Dフォントのひとつとして作りました。球にひらがなを投影することにより、見る角度によって全く異なる表情をもつ、おもしろい文字になりました。
    文字は石に彫られた文字、インク印刷された文字、パソコン上でのデータ化された文字などと、時代とともに変わり続けています。そして3Dプリンタがある今の時代だからこそできるものとして『かなころ』は考えられました。手にとり、探りながら読む文字は、今までの文字とは全く違う体験を与えます。
    『かなころ』が3Dフォントの例のひとつとなり、この概念が世界に広がり、また新しい可能性が見えてくると考えています。
    ★東京デザイナーズウィーク2014 ASIA DESIGN AWARD 2014 学生賞 グランプリ
    • irrational number 1
    • irrational number 2
    • iceland mitten 3
    irrational number
    小原 和晃(2012年度卒業・大学院芸術工学専攻修了)
    三舛 悦人(2014年度卒業・現大学院生)
    金澤 尚樹(2014年度卒業・現大学院生)
    渡邉 克志朗(2014年度卒業)
    円周率「π」、自然対数の底「e」、ピタゴラス数を構成する√2。無理数と呼ばれる無限に展開されるこれらの数字は、その全貌を知らずとも、私達の有限な生活の中に確かに存在している。無理数とはどのような数字なのだろうか。無理数を私達の感覚で認識することは可能だろうか。私達は、無限に連続する数列に含まれる「数」の情報構造を、ネットワーク分析ソフトウエアを用いて視覚化することにより、無理数の神秘へのアプローチを試みた。
    ★2014アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA カテゴリA静止画部門 入賞
    • ニコイチカメラ1
    • ニコイチカメラ2
    • ニコイチカメラ3
    • ニコイチカメラ4
    ニコイチカメラ
    北 恭子(工業設計学科2012年度卒業・大学院デザインストラテジー専攻修了)
    伊藤 慎一郎(音響設計学科2012年度卒業)
    森本 陽介(芸術情報設計学科2013年度卒業・大学院芸術工学専攻修了)
    張 沈宇(芸術情報設計学科2014年度卒業)
    「カメラアプリは加工機能ばかり、もっと違う需要があるのでは?」と思い、ヒアリングや行動観察から、一年間に4500枚も写真を撮るギャルたちの「お祭りやライブ…暗い場所でも自撮りしたいのに、フラッシュのある外カメラでは自撮りしづらい」という問題を発見した。そこで、2人のiPhoneをBluetooth接続し一台をカメラ、もう一台をプレビュー兼リモコンとする「ニコイチカメラ」を考案。外カメラをプレビューできることで暗くても自撮りしやすい。Bluetoothによって自動共有、フォルダ分けで必要な写真だけを選んで保存できる。
    ニコイチカメラ webサイト
    ニコイチカメラ App store
    姉妹アプリ キックフォト
    ★九州大学チャレンジ&クリエイションプロジェクト2013 総長賞(最優秀プロジェクト賞)
    ★福岡デジタル・ビジネス・コンテンツ賞2015 福岡県知事賞(大賞)
    ★福岡デジタル・ビジネス・コンテンツ賞2015 福岡県プロデューサー賞(しゅうちゃん先生賞または特別賞)
    • 一掃の花 1
    • 一掃の花 2
    一掃の花
    中塩屋 祥平(工業設計学科2014年度卒業)
    高市 康太郎(工業設計学科2014年度卒業)
    陣内 隆亘(工業設計学科2012年度入学)
    高井 理恵子(21世紀プログラム2012年度入学)
    田中 和佳子(工業設計学科2012年度入学)
    現在、トイレブラシはスミに隠されている存在。
    「一掃の花」は、花を生けるかの様に置くトイレブラシ。使用後はそのまま流し、新しい一輪を生ける。魅せる事で従来には無いトイレブラシの在り方を提案します。
    ★ASIA DESIGN AWARD 2014 学生賞 入賞
    • 松葉杖のグリップ径が杖使用時における手部の負担に及ぼす影響1
    松葉杖のグリップ径が杖使用時における手部の負担に及ぼす影響
    横田 知明(2012年度3年次編入・現大学院生)
    本研究では松葉杖にとって望ましいグリップの太さを導くことを目的としました。松葉杖で歩くと掌が圧迫されて痛みを感じます。そこで、グリップを太くすれば掌との接触面積が広くなり痛みを軽減できると考えました。しかし、太すぎる場合には握りにくく、疲労しやすくなります。そのため、握りやすさと負担軽減を両立できる太さのグリップが求められます。実験では、6種類の太さのグリップを使用した際の掌への圧迫強さや筋活動を測定して負担を評価しました。その結果、手長の19~22%の太さを持つグリップが適していることが示されました。
    J-stage内閲覧ページ
    本研究を発表した学会での発表内容を記した要旨(「人間工学」の特別号)
    ★学会誌「人間工学」(日本人間工学会)の50巻5号(2014年発行)に論文掲載
    ★平成27年度 日本人間工学会研究奨励賞 受賞
    • 日常への宣戦布告
    日常への宣戦布告
    九州大学芸術工学部TDW2014製作チーム
    デザインが、つまらなかったり、不自然であったりするにも関わらず、普通になってたり、慣れてしまっている平凡な日常に疑問を投じ、打ち砕く。それが、ありふれたモノゴトへの反逆というMY AVANT-GARDE。私達は、TOKYO DESIGNERS WEEK 2014 ASIA AWARDのテーマである「MY AVANT-GARDE」をこのように捉え、プロダクト、空間、グラフィックの3つ面から9つの作品と、パンフレットや映像を製作、展示しました。
    九州大学芸術工学部チームのプロモーション映像
    ★2014東京デザイナーズウィークASIA AWARD 学校賞入選/企業賞2社
    • 八女の石材産業及び伝統産業振興のためのデザイン研究
    八女の石材産業及び伝統産業振興のためのデザイン研究
    山下 大智(2013年度卒業・現大学院生)
    八女の石材産業及び伝統産業の持続的な産業の振興を目的とした研究です。八女の伝統産業と地域性に共通する「弔い」に着目し、伝統産業の素材と技術、地域の特性を活用した八女ならではの弔いのシステムと樹木葬園を提案しました。
    ★第6回九州・沖縄地区 学生デザイン展 作品賞
    • 問題解決提案としてのロボティクスデザイン
    問題解決提案としてのロボティクスデザイン
    田上 雅彦、平林 宗二郎、桑原 岳洋、西村 英伍、松隈 祐紀、東 青野、井出 里美、藤山 遼太郎、森冨 秀宜、古屋 伸男
    問題解決をどのようにするか、ロボットをどう利用するか、その二つに対しての様々なアプローチからのロボティクスデザインです。
    ★第6回九州・沖縄地区 学生デザイン展 優秀賞/作品賞受賞
    コンペ参加(受賞)作品(機会学会ロボメカデザインコンペ参加受賞作品)
    • ROCKET BOX 残り10枚を楽しむティッシュボックス 1
    • ROCKET BOX 残り10枚を楽しむティッシュボックス 2
    ROCKET BOX 残り10枚を楽しむティッシュボックス
    迫 健太郎(工業設計学科2012年度卒業・大学院デザインストラテジー専攻2014年度修了)
    水野 諒大(工業設計学科2012年度入学)
    カウントダウン機能が搭載された新型ボックスティッシュです。残量が外から見えにくかった今までの旧型ボックスティッシュは、知らない間に空っぽになりがちでした。ラスト10枚から始まる発射へのカウントダウンを通じて、ちょっぴりワクワクしながらティッシュの残量を把握することができます。いちばん最後の1枚は、あなた史上最高速度で引き抜くティッシュになるはずです。
    ROCKET BOX 取り扱いサイト
    ★雑貨大賞2014 くらし雑貨部門 ファイナリスト入選(主催:株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション)
    ★テレビ朝日「モーニングバード!」番組内にて紹介(2014.11.14 放映)
    ★読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」番組内にて紹介(2015.4.15 放映)
    ★世界文化社「Begin」掲載(2015年5月号)