九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

入試情報はこちら

 工業設計学科のFacebookアカウント  工業設計学科のTwitterアカウント

九州大学芸術工学部のホームページへ

九州大学のホームページへ

工業設計学科のまいにち

亀岡瑠璃

目標を持ち、やりたいことが何かを明確にして
自分からアクションを起こすことが大切

亀岡 瑠璃

2011年度入学

Q.高校生の自分と大学生の自分、何が大きく変化しましたか?

 自分が活動する世界の広さが全く変わりました。高校生の頃は女子高ということもあり、高校のある一定の女の子の友達としかほとんど交流がなく、高校だけが自分と他者との交流の場であると同時に、自分が帰属する唯一のコミュニティだったように思います。でも、大学生になってからは大学の同一学科の友人はもちろん、他学科の同級生や先輩や後輩、大学とは違うところにも友人や知人が増え、非常に変化に富んだ他者との交流が広がっています。今はこの自分の世界がどんどん広がっていく感じが非常に興味深く、面白いです。2年生の夏ごろから『ライフイズテック』という子供たちにプログラミングなどを教える活動に参加しているのですが、この活動をきっかけに非常に自分自身の交流や活動の場が広がっていると思います。

大学生活の良さって何だと思いますか?

 「自由さ」だと思います。まず生活面では、大学生になり一人暮らしを始め本当に自由だなと思いました。何時に寝ても、何を食べても誰からも何も言われないし…。ただ自分できちんと生活をしていかないといけないので、自分がちゃんとしていないと寝坊を繰り返し、挙句単位を落とすという大変なことになるのですが…。あと学生生活の面では、すべて自分で決めて、自分で考えて興味を持ったことを勉強できる点で自由さを感じました。自分がアクションを起こせば、先生や先輩など周囲の人々がいろいろ相談に乗ってくれ、質問に回答してくれます。しかし、自分がアクションをおこさなければ、何も始まらないので、そのことをきちんと理解できれば、自分でしたいと思ったことをすぐに行動におこすことができる点が大学生活のとてもいいところだと思います。

Q.2014年4月には4年生になりますね。大学生活も残り1年となりましたが、やり残しているな、と思うことは何かありますか?

 やり残したことというか、自分であと1年間のうちにやっておきたいなと思っていることは、自分の能力をきちんと知るということです。理由は2つあって、これまでグループで何かをつくるとか、誰かと協力して一つのことをやり遂げるといったことが多くあり、それはとても自分のためになったと思います。しかし、就職活動を始め客観的に自分は何がどの程度できるのだろうか?と振り返った時によくわからない部分が多くありました。だから、自分は一人で何がどの程度できるようになっているか、ということをきちんと確認したいと思いました。あともう一点としては、これまで友人たちといろいろなデザイン活動をしてきましたが、完成しきれていない、つまりプロトタイプで終わってしまっているという思いがありましたので、残り1年間で完璧な製作活動をしたいという思いがあります。

Q.大学に入って驚いたことって何かありますか?

 思ったより授業がたくさんあって驚きました(笑)。入学する前は大学生ってもっと遊んでばっかりいるイメージだったのですが実際は、授業はたくさんあるし、授業課題もたくさんあるので、それらに追われる日々であっという間に時が経っている気がします。もちろん私も友人たちと遊んだりもしますが、遊んでばっかりというイメージは覆されました。

Q.将来の夢は何でしょうか?

 まだすごくザックリしているのですが、ずっとモノを作っている人にはなろうと思っています。○○をつくりたい!という明確なものはないのですが、メディアとハードを組み合わせたようなものを作りたいと思っています。

Q.芸術工学部工業設計学科ってどんな学科だと思いますか?

 何でもできる学科だと思います。その代りきちんと自分で目標を持ったり、したいことが何かを明確にして自分でいろいろとアクションを起こさないと、何にも身につかないという感じがします。制限はないので、自由に自分の好きなことを頑張ることができるし、その分やりがいもたくさん感じることができるように思います。