九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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工業設計学科のまいにち

溝部 洋平

デザイナーにつながることなら
何でもやろうと思う

溝部 洋平

Yohei Mizobe

大学に入って変わったこと

 高校の時に比べてものすごく積極的になったと思います。授業はもちろん、複数のサークルに所属して活動していますし、他大学とのプロジェクトや学内外のワークショップにも参加しています。プロダクトデザイナーになろうと思って、工業設計学科に入ったのですが、自分が挑戦したいと思ったことなので、それにつながることなら何でもやろうと考えています。
 芸大や美大でなくて、芸術工学部を選んだのは、表現だけではなくて、もっと他のことも勉強したかったからです。もちろんデザイナーになりたくて選んだ学科ですが、自分が本当にデザイナーに向いているかどうか、まだ分からないので別の道の可能性もとっておきたいという気持ちがありました。幅広く勉強しているので、色々な人と、様々なことを話せるようになって良かったです。何をするにも結局は人のつながりなので、色々な分野のことを知っているのは大切だと思います。

毎日の過ごし方

  • 溝部 洋平の活動1
  • 溝部 洋平の活動2
  • 溝部 洋平の活動3

 1年生の時は、伊都キャンパスでの授業が多いので、工学部に通っている兄と一緒に、伊都の近くに住んでいました。毎朝7時ごろに起きて、大学に行って授業を受けます。製図や図形科学、自然科学総合実験などの授業に興味を持ちました。放課後は大体大橋キャンパスに行きます。月曜日がimpression!という、クリエイティブな事をしたい人たちが集まって何か作ろうというサークルで活動しています。そこでは、色々な経験をしています。火曜日は、工業設計学科の先輩たちが後輩にスケッチを教えてくれるスケッチタイムに参加、水曜日は授業の課題をします。木曜日は、ものづくりのGeneCubicというサークルに参加、金曜日は大橋キャンパスで授業のある日です。後期は学園祭があって、学祭企画に所属してパンフレット制作で忙しくやっていました。それからGPというサークルにも入っていて、フリーペ−パーを作っています。グラフィックが苦手なので上手になろうと思って入りました。
 サークルなどの活動が終わると、先輩たちとご飯を食べに行きます。先輩たちと色々な話をするのは面白いし、とてもためになります。

初めてのことばかりの作品制作

  • 溝部 洋平の活動1
  • 溝部 洋平の活動2
  • 溝部 洋平の活動3

 入学してまだ1年なので作品数は多くありませんが、表現の1つとして増やしておこうと始めた3DCGで、キャラクターのモデリングをしました。イルカのジャンプというゲームのキャラクターを作り、マリンワールドで展示しました。お客さんがジャンプすると、それをセンサーが感知して、スクリーンの中のイルカが輪をくぐるという簡単なゲームでしたが、子ども連れのお客さんがたくさん来てくださいました。初めての3DCG作品だったので、ソフトウエアの仕組みを覚えるのに時間がかかりました。
 それからチェスの駒を作るワークショップにも参加して、実際に手を動かして物をつくることの楽しさと難しさを体験しました。今後は、もっと作品を増やしてポートフォリオを作ろうと考えています。それからコンペにも挑戦して、賞を狙っていきたいです。2年生になりますが、自分に何ができるか、何を身につけられるかを考えて確実に一歩一歩進みたいと考えています。