九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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【工業設計プロジェクト研究発表展示会】



工業設計プロジェクト研究発表会展示会が以下の内容で開催されました。

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工業設計プロジェクト研究発表会展示会のご案内 
「水回り環境とユニバーサルデザイン」

2012.7.25 WED -7.27 FRI   OPEN 12:00ーCLOSE 19:00
※初日13:00開場 最終日15:00まで   
※7月26日15:30より学生によるプレゼンテーションを行います。
@九州大学大橋サテライトLUNETTE(福岡市南区大橋1-3-27) 
入場無料  


私たちは、行動の観察・実態の調査・仮説形成・プロトタイピングなど、これまで学習してきた方法を駆使し、問題の発見と問題の解決を「水回り環境」に対して「ユニバーサルデザイン」という概念によりデザインを行いました。以下の4グループのデザイン過程をご覧いただければと思います。



○TRANSFORM :トイレの後、どこで手を洗う?
タンクの上に付いた手洗い場のデザインに着目しました。これまでのタンク一体型手洗いのメリットはそのままに、もっと人間の行動に沿ったシンプルで清潔感のあるトイレを、「手洗いのためのトイレ」、「トランスフォームするトイレ」という観点から提案します。

○一人暮らしの入浴環境の分析によるデザイン提案
一人暮らしの学生を対象とした、浴室におけるデザイン提案を行います。入浴の実態から発見した課題点をもとに、一人暮らしの生活に合わせた新しいプロダクトを3つ考えました。それぞれ、①カランの操作性 ②身体を暖めるシャワーヘッドの吐水方法 ③シャワーヘッドの固定方法 に着目して提案します。


○風呂桶のユニバーサルデザイン
一般家庭の子どもから大人を対象にした風呂桶のユニバーサルデザインの提案を行います。アンケート調査やインタビュー、行動観察調査により、ユーザーのお湯を汲む、顔を洗うという行為に着目し、よりよい風呂桶の大きさや形状を提案します。


○片手使用可能な手洗い場の提案
「手洗い」という行為は、通常、両手を使う行為です。しかし、片麻痺の人、腕の可動域が小さくなっている高齢者にとっては同時に両手を使うのは大変困難なことです。そこで、私たちは両手でしかできなかった手洗いを片手でできるようにするため実験・検証から片手洗い用の自助具を提案します。