九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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工業設計学科のまいにち

鶴真由子

様々な経験や知識の引き出しの数が
いいデザインへと結びつく

鶴 真由子

2013年度入学

芸術工学部工業設計学科の魅力を一言でいうと何だと思いますか?

 可能性を広げられるところだと思います。インダストリアルデザイン、人間工学、知的機能工学と3つの分野を学べるのはもちろんですが、自分がやりたいと思えば、相談に乗ってくれる人がたくさんいるし、分野に縛られずに大抵のことは何でもできちゃいます。実際、私の周りにも全然違うことをやっている人がたくさんいて、視野が広がるし、とても刺激になります。

入学時と現在では、自分の気持ちや大学生活に対する期待、将来の希望、
興味関心のあることなどに変化はありましたか?

 入学したときは、よく分からずに漠然とデザインがやりたいと思っていましたが、勉強していくうちに、デザインといってもいろいろあるし、もっと複雑で面白いものだということが分かり、将来デザインがやりたいという気持ちが明確になりました。とはいっても興味はこの3年間でどんどん変わって、今でも変わり続けています。そろそろ、「これをやりたい」というものを見つけないといけないなと思いながら、あれも面白そうこれも面白そうとなかなか定まりません。

3年間の大学生活をふりかえって満足度はどのくらい?

 60%くらいです。実際、大学生活はすごく楽しいし、思っていた以上にいろんなことに挑戦できて、とても充実していますが、もっと頑張れたと思うことや、挑戦したかったけれど結局やれなかったことなどがたくさんあります。やりたいことがいっぱいで時間が足りません。もっとうまく時間を使って、もっともっといろんなことに挑戦していきたいです。

大学生って大変だなと思うことは何かありますか?

 高校の時に思っていた大学生のイメージと違って、思っていた以上に忙しく、自分次第で良くも悪くもなるところです。高校までのように言われたことをやっていれば良いという訳にはいかず、自分をしっかり持たないと、忙しさに流されてあっという間に時間が過ぎてしまいます。あと、大学生は勉強も遊びも夜が遅くて睡眠不足になりがちなのも大変です。

これから卒業までの大学生活に期待することは何でしょうか?

 せっかくなので大学生だからこそできることをいっぱいやりたいです。リスクを考えずに挑戦できるのも大学生のうちだけだと思います。あまり悩まず、面白そうだと思ったらいろんなことに挑戦して、いろんな経験をしたいです。

今、一生懸命頑張っていることは何かありますか?

 3年生の秋にこれまで頑張ってきた学祭企画を引退したので、今は勉強の方に本腰を入れて頑張っています。今までは、デザインの考え方や方法などを学んできたので、これからはもっと技術面を高めて、きちんとデザインができる人になりたいです。

大学(工業設計学科)に入学して得たものは何でしょうか?

 いろんなことに興味を持って自分から行動することです。高校の頃は受け身でいることが多く、自分から行動を起こすことはあまりありませんでしたが、大学に入ってからは、自分の経験したことすべてが自分のデザインの引き出しになるのだと知り、なるべく積極的にいろいろなことに挑戦するようになりました。まだまだ行動できてないなと思うときはたくさんあります。もっと動いてもっといろんな経験をしたいです。

芸術工学部工業設計学科を受験しようと決めた時期はいつごろですか?

 たぶん高3の春くらいだと思います。デザイン系の勉強がしたいと思い、高2の夏くらいから芸工に行きたいと思い始めていましたが、どの学科を受けるかで悩んでいました。しかし、実際に手を動かしてモノがつくりたいと思い、高3の夏にオープンキャンパスに行った時にはもう工業に決めていました。

どんな受験勉強をしましたか?

 絵を描いた経験が無かったので、AO入試は諦めてひたすら一般入試の勉強をしていました。九大は2次重視だったのでセンターが悪くてもあまり気にしませんでした。眠いときは無理せず寝て、やる気が出ないときには、大学生になったらこうしたいというのを考えながら勉強していたような気がします。

将来の夢は何でしょうか?

 まだまだ探している途中ですが、人を笑顔にできるデザイナーになりたいです。みんなが気持ちよく使えて、長く愛してもらえるようなデザインをしたいです。

芸術工学部工業設計学科の受験を検討している高校生のみなさんへ一言!

 高校の頃、どこを受けようかとかなり悩みましたが、この学科を選んで正しかったと思っています。芸工は他学年や他学科とのつながりも深いので、授業以外で学べる場所がたくさんあります。周りにいろんなことをやっている人がいて、刺激を受ける機会もたくさんあります。デザインを勉強するのにとても良い場所だと思います。工業設計学科に興味を持っているのなら、ぜひ頑張ってください。思いがあれば何とかなります!